2010年7月23日金曜日

構造化プログラミング

わたしが、プログラマーになったころ(1978年頃)、大量のソースコードを開発する方法として構造化プログラミング手法が確立したころでした。それまでのアセンブラやFortranなどのプログラムロジックには、プログラムを開発する手法がなく、ロジックを記述する手法としてフローチャートがあったのみでした。
構造化プログラミング手法では、 順次繰り返し分岐を組み合わせて論理構造を作り上げるものです。このように論理構造を限定化することにより、大量のソースコードの品質を向上することが可能となりました。最近のプログラム言語では、このような構造化プログラミング技法での順次・繰り返し・分岐をif文やwhile文などの構文として組み込まれています。
したがって、CやJava,VisualBasicなどを使ってgoto文を使わずにコーディングすれば、まずは、構造化プログラミング手法に準じたプログラムとなります。
私の知っている人で、ロジックを従来の方法で設計してフローチャートで記述した後、このフローチャートから順次・繰り返し・分岐の構造を作り出した人がいました。しかし、このモジュールの非常に分かり難く、デバッグが非常に困難になってしまいました。このような方法は、構造化プログラミングとは言えません。

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