2009年8月16日日曜日

UCSD-Pascalの思い出(1)

1980年に、米国サンディエゴでUCSD-Pascalというシステムのメンテナンスができるように半年出張したことがあります。UCDS-Pascalは、コンピュータ科学でよく利用されるパスカル言語をパソコンで動作するようにした最初のシステムです。
このシステムは、現在のJava言語につながることが書かれてます。(http://ja.wikipedia.org/wiki/UCSD_p-System
それまで、PL/Iコンパイラのソースコードを見ていましたが、パスカルコンパイラーのソースコード量が非常に少なくて出来ている事に驚いたことを覚えています。

また、米国でのプログラミングの書き方に、大いに影響を受けました。まるで、言葉を書いているようにプログラミングされていました。これは、その後、UnixコンパイラーのソースコードやSunViewのソースコードでも感じた事です。

例えば、IF文の条件で、英字であることをチェックする関数を作る場合に、
日本では、「CHECK_EIJI」などとなりますが、米国では、「is_alphabetic」と書きます。
ソースコードでは、「if is_alphabetic」となり、まるで、文章を書いているようです。

0 件のコメント:

コメントを投稿